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by arlequin_Junya

[log:雑感] 北海道で牛乳生産が過剰だった件

最近ふと思い出して、そういえばアレって結局何だったのか、
そしてどう終結したのか気になったので

軽く調べて書いてみました。

当時目にしていたメディアからの記憶を辿ると、
たしか「牛乳は健康に良いからたくさん飲んで下さい」というPRがなされていた。

極東ブログから引用すると

 ラジオで聞いたのだが、トン数で見るなら、日本人の米の消費量は八百五十万トンで、牛乳は千二百

三十万トン。その側面で見るなら、日本人の主食は牛乳である。
 いずれにせよ、いわゆる牛乳を飲みましょうは頭打ちだろう。


ということで、「たくさん飲んで下さい」キャンペーンはそもそも無理があったのかと。
じゃあ、なんでこんなに過剰に生産されたのか、需給予測はできなかったのかと考えると、
牛乳の生産に関しては、なかなか難しいらしい。

JanJanによると、
STVニュースでは、その要因として昨年夏の猛暑で質のいい牧草が良く育ち、搾乳量が増加したことを見込めなかったという道東の酪農家の話を放送している。

          中略
 
しかし、廃棄に至った要因はそれだけではないようだ。酪農家への指導(政府方針)が問題を大きくしている。3月に全道で1万トンの減産が進められ、十勝管内は道内最大の約5000トンの減産が割り当てられた。

          中略
 
乳牛など動物と向き合う酪農家は、常に2年先を見越して経営計画を立てている。今回の搾乳量削減の指示は余りにも急すぎる。ある生産者は、「そんな無茶(急な削減)なことは出来ない。水道の蛇口のように、止まったり出したりするっていう訳にはいかない、やるせない」と、テレビ取材に答えている。


とのこと。

1つ。生産量の増加見込みが甘かった。またはできてなかった。
2つ。2年先を見越した経営計画ベースで経営しているところへ
急に(今年3月に需要予測に照らして?)減産を指示されても対応しきれなかった。


つまり、需要(牛乳消費量の減少)と供給(生産量の増加)の
見込み・計画および判断が難しかったということ。

生乳の消費が追いつかないなら加工すれば?的な発想も、そもそもこれまでも余剰を加工品に回して
いたらしく、加工品自体がだぶついているので無理。
このへんはGarbagenews.comから引用。
こことかここ

事実上長期保存が不可能な電力や水などのインフラと同じように、牛乳も「作りすぎたから保存しておいて足りないときに使おう」ということができないがための措置。生乳は加工すれば比較的長期の保存が可能だが、加工品もだぶついている以上、さらに在庫を増やすわけにもいかない(在庫の保存にも経費がかかるし半永久的に品質を落とさず保存できるわけでもない)。


同じ理由で、消費者からも提案があったらしいアフリカなどへの寄付ということも無理。

牛乳の消費量が落ち込んでいる要因としてお茶系飲料や清涼飲料水との競合が
指摘されてるみたいだけど、実際どうなんだろう。

「健康系」飲料としてのくくりでは、たしかにお茶と競合するとは思うけど、
個人的には何となく土俵が違う気がする。

なんにしても、酪農家にとっては痛いんだろうな。

最近でも給食に牛乳は付いてるんだろうか。
ちなみに、極東ブログでは給食についてこう触れています。
ついでにもうひとつほぉなんだが、需要予測が難しいなか、需要の鉄板化しているのがどうやら学校給食らしい。なるほどねぇである。


個人的には牛乳はあまり好きではないから、牛乳=給食のイメージしかない。
なので、学校給食が牛乳の需要的に鉄板化してると言われても、なるほどというよりは
そりゃそうだろう、くらいしか感じなかったかな。

まぁ、ご飯の日にも牛乳が出るんだから、そりゃ牛乳好きになれんて。
ご飯×牛乳のまずさといったらないよ。もちろん、パンの日に牛乳は全然アリなんだけど。
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by arlequin_junya | 2006-10-17 15:39 | 整理・考察メモ