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by arlequin_Junya

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会計検査院は旧中心市街地活性化法(中活法)に基づく「中心市街地活性化プロジェクト」の検査報告書をまとめた。国がかかわった事業の総額は約五兆円でうち国費負担は約二兆円だった。・・・中略・・・未着手の事業がある地区が多数を占めるなど、多くで効果が上がっていないことが改めてわかった。


これは日経流通新聞(日経MJ)の11月6日の記事ですが、やはり中心市街地活性化の
難しさを改めて思い知らせてくれる記事だと思います。
ちなみに、この記事で言う「効果が上がっていない」とは、
地権者や関係者間の合意ができず事業の一部が未着手のままで、計画が予定通り進んでいない地区

です。
そのほかにも、対象地区の年間小売商品販売額や事業所数の推移(年平均増減率)も
指標としているようです。

もちろん、すべての地域で効果が上がっていないわけではないのですが、8割超で効果が
上がっていないという結果となったことは重く受け止めるほかないと思います。

感覚としては、各地域で中心市街地活性化プロジェクトを策定する段階では
どうしても「やれる」「やれたら面白い」といった想いばかりが前面に出すぎてしまい、
事前の調整や実行可能かどうかという判断はされてないのかなーといったところです。

ただ、今年8月に改正中心市街地活性化法が施行され、各自治体で策定することになる
中心市街地活性化基本計画に「具体的数値目標」を取り込むようになりましたが、
これも効果的かどうかといえば、厳しいんじゃないかと思います。

結局、こういったプロジェクトを企画・統括し、地権者・関係者をコーディネイトしながら
事業を推進していくことができる人材(プロデューサー/コーディネイター)が
地域から出てこないというところが一番の課題ではないかと思います。
そのためのTMOだったように思いますが、TMOも残念ながらほとんど機能していない。。

難しいなー。
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by arlequin_junya | 2006-11-08 08:45 | 整理・考察メモ